異文化理解のための基本的視点 [人間を考える]

異なる「国」ではなく、異なる「文化」について考える。
    国は、現時点での統治形態を表すが、、
    文化は、その地域での歴史の流れをも含んでいるからである。
様々な力関係で策定された現在の国境線に左右されず、
地域の気候風土の中で、人々が長い歴史を育んできた実態を見つめる。

  国という形を取りながら外に向かって発信する姿から、
  そこに住まう人々の本当の在り様を文化として見つめるための視点である。

1.内外同根・・・・外交から窺える姿は、内政にも現れている、という視点。

2.心身一体・・・・身振り(言葉や行動)は、内心の表れである、という視点。

3.伝承意識・・・・文化には代々受け継がれてきた深い意識が存在する、という視点。

4.民政規律・・・・人々の在り様である文化が、国として実現されているか、という視点。
            制度として下記条項が必要である。

      a. 情報の公開・・・・政治と民衆との「現状認識」の共有
      b. 言論の自由・・・・民衆間の意見交換と国策選択の意識化
      c. 普通選挙の実施・・・・民意を代表する政治の実現

      現状の事実を受け取り、考え、投票する、という一連の権利
      これが保障されているか、ということを見極める視点のことである。

タグ:政治 文化
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